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アートピアホールで、『小林賢太郎演劇作品 ノケモノノケモノ』を観てまいりました。

サラリーマンが出会った「ノケモノノケモノ」とは。

…なるほどねー、そういう話かー!
ほぐれて、あー…となる展開でおもしろかったです。

言葉と映像のおもしろさと、見方の問題の話と。
小劇場っぽくもあるストーリーに重なる懲りぐあいは賢太郎さんのもの。

脳を使って楽しむ時間が過ごせました。

ドアがついていて折り畳みになる可動式壁、と箱。
そこへ映像を映して場面転換。

ふつーのところからものを見るサラリーマンな音尾さん、ちょっと違うところにいる人な賢太郎さん。

そして、ノケモノ、ケモノ。
どうぶつ?ケモノ?
不思議な世界と、どうぶつと、人間の話。

視点てひとつじゃないんだよ、といういつものことだけど、結局いつもやってなくていつもびっくりすることを見せてもらった。

僕のいなかは。
僕はほんとは。
何が最初?
彼は…?

雑誌に載ってた、TVでやってた、みんなが言ってる。
これよくある話。
そこにいろんな視点が入ると、あれ?

きつねのよめいり。
わかったふりで。

ノケモノのケモノ、ノケモノ・ノケモノ。
ここには物語のいろんなコトが詰まってました。

なーるーほーどーねー。
なんだろ?がいっぱいで始まって、なーるーほーどーねーがたくさんでてきた。
それから、人間て…と人間の心を振り返る視点がたくさんありました。

ふつーのサラリーマンの物語、だけど、そのサラリーマンはらみやさんよりも、私はいるまさんのクライマックスのあたりに、すごく感情移入。
はらみやさんのむなしさよりも、いるまさんのさびしさ、みたいなものに共感した気がする。
じんわりと胸が熱くなりました。
自分てなんなんだろな、と考えるのもいいけど、それはそれで怖くて、でもわかんないのも怖くて。
そんな感情が沸き上がってきました。

おもしろかったです。

どうぶつクッキーのくだりやCM、お笑い?、コントなところもちょこちょこあって、吹き出してしまう楽しさもあって。
Dream OR Deathのくだりは、コンビぐあいも良かったけど、音尾さんがいいキャラで良かったな。
カニに挑むところも好きだわ。

最前列が空いていたそうで。
劇中で「なんで」と空いてることにちょっとふれたあと、カテコで「びっくりしましたねー」と賢太郎さん。
その席に向かって、「どうして甲冑着けてるんですか?血が出てますよ。」と。ふふ。
名古屋は付近に武将がたくさんいるからそういうふうに触れてみたそうです。


ぽつぽつ単語で、ねたばれ。
バス、いなか、かえる、英語、スイス、カニ、グー、車、時計、スマホ、雑誌、はじめまして、ワンニャーピンポン、どうぶつクッキー、カメレオン、420、そば、角、わかったふり、ロバ、うっとうしい、はしもとさん、きつねとたぬきはそのまま、けもの、さようとならぬ、取説、弓、クルーマ、クルーマ2、マルク、CM、父と子とナレーション、じゃんけん、英国紳士、漫才、箱船、ノケモノ、けもの、あまりもの、人間の平均、クローン、取説がない、名前が出てくるから、人の親を見るのが好き………。