DVD鑑賞の感想も書いていこうかな、と思って今日の一本。
2007年のスペイン映画、『永遠の子供たち』。
丑三つ時から見始めちゃったけども、ホラー映画の部類です。

元は孤児院だった町外れの古い館で暮らす親子。
空想の友だちと遊ぶ息子を心配しつつ、愛で優しく見守っている両親。
ある時、近くの洞窟で息子はひとりの新しい友だちと出会う。
それは…。

見えないもの、のお話。
曇り空や雨、色の少ない暗い映像と音楽、ドキッとする物音、何かがいそうな雰囲気、離れたり近づいたりの撮り方、怯える人…。
ゴシックホラーのような作品でした。

ただ、それだけじゃない。
親子の愛と秘密が、切なく素晴らしく。
見せられてるホラー要素の裏には、そうなることに納得し心がじわっとちょっぴり柔らかくなるような物語がありました。
怖さを感じながら、次第に明らかになってくるその物語は、愛ゆえに間違いとかそういうことではないその選択肢が出てしまうのだなと感じるものでした。

ステキな、ハッピーな話ではないのに、何故だか心の片隅で、良かったね、と思える気持ちが残るお話。
これ、すごいわ。
ちゃんと目を覆うようなホラー映像(見せなかったり、見せちゃったり)満載な上に、そこにしっかりと物語が乗せられ、さらにいくつものことが繋がってて、深いお話になってた。
怖かったけど、面白かった、良かったです。