本日は,『シャッターアイランド』を観に行ってまいりました。

閉ざされた島,収容所から囚人が消えた。
そこへ連邦保安官が捜査にやってくる・・・。
そんなミステリからスタートするお話。

逃げられない孤島を訪れた主人公の前に,謎の人物,出来事,夢・・・次々といろいろな謎が出てくる。
密室,メモ,隠し事をしている人々,秘密,過去。
ミステリですな。

島は精神を病んだ犯罪者たちがいる場所。
先の見えない暗闇や人間の心の闇をちょっとずつ覗きながら,謎を解いていく。
ドキドキとするミステリだけでなく,苦しく切ない人間の心も同時に描いていて,それが深い闇で,次第にそれが大きくなっていって。

次々と出てくる謎の映像や言葉たちが,次第に繋がって涙とドキドキが重なるラスト。
「テディ」のチャックへのセリフが,この物語の中身なのでしょうなあ。
おもしろい作品でした。

途中で,あーこういう話だろか・・・とふと思ってしまい。
まあ結果その部分は当たってしまったけれどでも,それを超えた中身があって良かったです。