昨夜は『アバター』を観に行ってまいりました。

ストーリーはものすごくふつーで,むしろ首を傾げるくらいなのに,スピード感やカラフルさ,迫力のある映像になかなか楽しめました。
2時間半ちょっとの長さが辛くないくらい。
そして2Dでも映像は十分良いモノでした。

宇宙と戦争。
他人のモノが欲しくて力で奪おうとする敵と,大事なモノを守ろうと立ち向かう人たちの戦争で,先住民vs侵略者的なお話。
そこに,なんとも思ってなかった人なのに知れば知るほど好きになるとか,自然を大事にすると味方になってくれる気がするとか,なんだかどこかで観たような物語の詰め合わせ。
さらにはアニメや戦隊モノ的な世界に出てくるものがいろいろ。
そんなお話。

これにプラスして,近未来らしき設定なのにどうにも古臭い考えと戦いをする軍隊とか,いろんな意味で優劣を付けようとしているところとか,またか・・・な展開に多少ウンザリして引く部分もありましたが。
まあ,これはおもしろい要素でもあるわけで。
現実としてどうかとは思うけど,エンタメとしてはわかりやすいものなので悪くないわけで。
だから繰り返し使われる話なわけで。
多少おかしなところやツッコミどころはあれど,おもしろいと思えてしまう。
素直に観れば楽しめるエンタメだと思いました。

人含め動物たちの浮いちゃう感じのあるCG映像はやっぱり残念だなあとか,動物がコワイよとか,映像もひとつひとつ取り上げれば気になるところはたくさんあるけど,全体としてはうわーすげぇなあっと楽しめる作品でした。