昨夜ももう1本,『余命1ヶ月の花嫁』を観てまいりました。

うーん,映画に,物語にする必要があったのか。
実話を基にしているからか,ただ出来事を追っかけているだけで映画として出来てるモノではなかったように思います。
でも,彼女のコトを伝える手段として作られたモノであると思えば,ああと納得もできたり。

でもやっぱりちょっと物足りない。
映画にしたなら何かもっと絞って訴えかけるモノがあってもよかったんじゃ・・・。
病院にいくまで一ヶ月様子を見てしまった彼女の告白や,テレビ局に取材をしてもらおうとした彼女の想い,それから乳がんについて,そういうことをもっと強調できるようなお話じゃだめなのかな。
彼女や彼,親や友達や先生なんかの姿だけじゃなくって何かもっと・・・。

ただただ,笑って沈黙して泣いて。
その姿ばかりでは余計なコトをいろいろ考えてしまいました。

あーでも,彼にはちょっと泣けたかな。
どうすることもできなく泣いてしまう姿に。