本日は,『天使と悪魔』を観に行ってまいりました。

おもしろかったです。
単純にワクワクしながら映画を観られて楽しかった。
ちょっと前のめりになっちゃったり,ウルッと来てしまったり。
1本の映像作品にするために,きっとだいぶ削ったりしたんだろうなあ・・・という感じで説明不足は多々ありましたが,短時間の出来事で謎を次々解いて進んでいくというスピード感で騙された。

前作より軽くして,グッと見やすいエンタメ作品にしたのかな。

コンクラーベって何だっけー?とか,なんだかよくわからない教皇話や教会と科学のお話で構成されるストーリーで。
ラングドンの閃きも切れ過ぎちゃって,よくわからない。
もう制服着た警官たちのように,後をただひたすら追っかけます・・・となってしまう。
だけど,それはそれで楽しく観られました。
それだけで十分楽しかった。
わかったんだね,よかったね,と。

舞台が,バチカンとか教皇とか過去とかガリレオとか,踏み入ってはいけないような踏み入りたいようなモノなところもおもしろい。
よく理解はできないけどおもしろい。
ふーん,と。
ホントはそこも楽しむ物語なんでしょうけど・・・。

まあ楽しみ方はそれぞれでイイじゃない。
事件そのものもエンタメ性があってよかったです。
多少,目を覆いたくなるシーンもありますが,人物設定が怪しいところもありますが,
すんなりとスッキリする結末でした。

そして。
何より楽しかったのは,ユアン・マクレガーが出てたこと。
この人が出てるから!という見方をしなくなってはいますが,学生の頃から10年近く経っても,ユアン・マクレガーは海外の好きな俳優Best3の人です。
あの,つい感情移入してしまう表情が好きなのです。
カメレオンみたいな役職名でわりと出てた。
そしてイイ役だった。
「14日経っても・・・?」なシーンから泣けてしまった。
ちょっと小さい感じがめちゃくちゃよかったです。