本日は『ホノカアボーイ』を観に行ってまいりました。

事件もドラマも何もない,起こらない。
ただ,ハワイの小さな街に生きる人たちがそこにいて。
仕事して,遊んで,ご飯食べて。
男の子もそこで,同じ空気の中で過ごしている。
それでいい。
そんな時間もいい。

強く想うことや,印象に残るようなシーンやセリフがあるワケじゃなくて。
何となくそのゆるゆるとした雰囲気だけが残る作品。

何か起こるんじゃないか?と期待しちゃいけない。
何も起こらないから,最後まで。

こんな雰囲気の時間を持つのも悪くないなあ。
こんな作品を観る時間を持つのも悪くないなあ。
そんな感じ。
後味は悪くない。

説明が少なく(足りなく),エピソードも少なく,何となく雰囲気だけで引っぱっての2時間は,ちょっと長かった。
眠くはならないけど,もうちょっと短くしてもイイかも。

でも,その雰囲気だけはしっかり保っていたので,イイかな。

出てくる人たちも皆,愛らしく。
歳取ったからってやっていけないことはないんだよっていうおじいちゃん。
グーグーいびきかいて昼寝するおばあちゃん。
もりもり食べて,ブルブルするおばさん。
悩んでおしゃれして,なんとか気づいてもらおうとするのがめちゃくちゃかわいらしかった。
悩んで一個売って,一個あげるのがめちゃくちゃかわいらしかった。

流れる音楽もゴハンも風景も,何てことないけど,でもほんのり心地良い。
ブログ乗せよう!とかアレルギーのこととか,やりようによっては意外と大袈裟な展開にもできるのに,その辺もサラッとしているのが良かった。

幸せとかそうじゃないとかは,わからない。
でも,それでいい。
それもいいかもね,と思えるものが詰まっていました。