10日には,『ジェネラル・ルージュの凱旋』を観に行ってまいりました。

シリーズものなんだそうで,あのキャラたち(白鳥や田口らあの病院の人々)が出てくるお話。
前作よりも一味違って,こっちの方がおもしろかったです。

悪い犯人がいて事件が起こって,それを良い人が謎解きするという単純なお話ではない。
この作品がおもしろいのはストーリーだけじゃない。
というか,その辺はあえて簡素にしているような。

病院という場所で,たくさんの医者や看護士,患者がいる。
それぞれが,それぞれの想いを持ってそこにいて。
その出てくる人たちがイイ。
イイひと というキャラなんじゃなく,それぞれがなんだか何だかよくわからない魅力があって。
上から目線のひとたちがただ立ちはだかるワケではなく,ひとりひとりがその場に生きている感じがする。
観ていて楽しいのです。

そういう登場人物のそれぞれの,人らしさを前に出しておもしろいドラマにしているような。

田口せんせーは,さらにゆるゆるとした柔らかい雰囲気が出てて。
でもイラッとしないのがイイ。
(あー。予告編でもあったけど,あの叫ぶのはちょっと・・・。田口じゃなくて別のひとのセリフなら良かったなあ。)
田口せんせーは,たぶん目の前のひとに何かをしてあげようとか自分側から考えるんじゃなくて,このひとは何が一番したいんだろうなあってのを考えられるひとなんじゃないだろうか。
だから,ここで胸反ってみますか?という言葉がサラリと出るのかなあなんて。

白鳥は,病院の人間じゃないところを低い位置からだけど強く出してて。
外部から見た正しさをさりげなく提示してて。
それから,院長やその他の先生や看護士たちは,悪なのか善なのかはわからないけど,やっぱりその仕事をやりたいヒトたちなワケで。
イイのです。

そして,今回はもう,速水せんせー@堺雅人が強すぎる。
あんなキャラのせんせー,イヤだけど,でもああいうヒトはおもしろい。
次から次へと出てくるその中身にドキドキいたしました。
あか があんなに活きてしまうのは凄すぎる・・・。