水曜には,『誰も守ってくれない』を観に行ってまいりました。

「加害者の妹」を中心に,いろんな角度から,いろんな立場の人から犯罪を見ている。
加害者の家族,被害者の家族,警察,社会・・・。
なんとなく,いろんな気持ちや状況を察することはできるけど,想像以上に,想像できないほどに,重いのだろうなあと,改めて思いました。
そして,報道されることを通して犯罪を見る場合,何を感じているのかなあと思ったり。

たくさんの人の間で皆生きているけど,でも。
何かあったとき,ふと見えるのはすごく少ないんだろうなあ。
守るのは,守ってくれるのは・・・。

これもうーん,もうちょっとだけ,誰かに深く入って行っていたらグッと来るものが大きかったかなあと思いました。
おもしろかったけど,なんとなく俳優さんたちの力で引っぱって終わってしまっているような。
それぞれはよかったんだけど・・・。
特に,ペンションの夫婦は典型過ぎる設定ではあるけれど,うまかった。
あのひと(夫),好きだ。