dc8b2e27.jpg本日は,天王洲アイルの銀河劇場へ,Studio Lifeの『パサジェルカ〜女客船〜』を観に行ってまいりました。

おもしろかったー。
終戦後のドイツのお話。
まさにそこ,な場所の話ではありますが,生きる女性たちが嫌味なく描かれてて,そこに時代の事実が重なり,なんだか苦しい想いでいっぱいになりました。
そして込められたメッセージには凄く考えさせられてしまう。
重いため息の出る作品でした。
(えー,今週は「いっぱい」なので,感想はもう簡単に。覚え書きはしません)

なんとなく,いろんなコトの説明の仕方がカタイかなあと。
ふとボーッとしてしまい聞き逃したり。ゴメンなさい。
だけど,ま,その辺はわりと流しても大丈夫だったように思います。
大事なところではない,というか・・・。(いやもちろん大事だったんだけど,ストーリーを理解するうえで。)
そういうの抜きでも,想いは強く感じられる。

女が,しっかり描かれていました。
嫌な部分やずるい部分しかたない部分,彼女たちのいろんな姿が丁寧に。
ああいう場所や事態の中の話だけどでも,人は,女は,生きていて。
凄くおもしろかったです。

そして,切なく哀しく思っているうちに,苦しくなりました。
どっちの想いもわかる。
それぞれの辛さがわかる。

事実から出ているところも,重なって苦しかったです。
ちょっと重過ぎて実はお芝居として観るには苦手なところかなと思ったのですが(実際,残虐なところとか泣きそうでした・・・。),女のドラマとして観るととてもおもしろかったです。

結末はちょっと一瞬戸惑いました。
でも多分あれは,マルタが言った言葉なのかなと。
許すとか許さないとかじゃなくて,囚われない,なのかあと。
先日見たイジメの話の映画と似てるかもしれない。
忘れない,でイイのかな。

男性のやる,女。
よくみると顔はすげぇ男なんですが,それが気にならなかったのには驚きました。
身のこなしが・・・とかじゃなくて,雰囲気。
その姿そのものが,リーザとして,マルタとして見えたのですな。
なんだか,リーザやマルタは男がやる女だからむしろよかったようにも思います。
なんとなくふとたまに,このヒステリーを女が演ったらイタイんじゃないか・・・とか思うことがあって。
そんなんだったらキツすぎるんじゃないかと。
抑えた姿だから余計に強くいろんなことを感じてしまうのかなとも思いました。

どんなんだろう・・・?と思っていましたが,StudioLifeよかったです。
あり,だなと。
舞台上ではない「彼女たち」は,どんな顔してるのかなあなんてふと思ったり・・・。