ba1184cd.jpg国立新美術館へ「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展」と「エミリー・ウングワレー展」を観に行ってまいりました。

まずは「ウィーン美術史美術館所蔵 静物画の秘密展」。

何とも不思議なおもしろい感覚。
静物画はキレイで。
ひとつひとつの物が,とても丁寧に描かれている。
線が曲がらずきちんと描かれている。
物の配置もこだわりがあるんだろうなあ。

そこには人が生きてる感じがあったり,なかったり。
食卓,食べ物,楽器,花・・・。
人の姿を感じたり,手に取れそうな感じもあるけど,でもぐっとそこに踏み込もうとすると突き放しされる。
不思議。
うーん,たぶんそれは,物の在り様が実は不自然だからな気がする。
でもおかしくはない。

見ていて心地良い画です。
動物画を除いて・・・。(解体とか!)

そして,「エミリー・ウングワレー展」。

うっ,抽象画はやっぱりわかんない。
「○○を表しています。」と言われてもわかんない。
想像の世界。

でも。
絵だけ見ててもわかんないけど,その人の世界を覗くとなんとなく気持ちは伝わる。
絵に関してはわかんないけど,描いているときの気持ちとか想いを感じる。