『西の魔女が死んだ』を観に行ってまいりました。

うーん・・・。
なんともすっきりとしない気持ちで終わってしまった作品でした。
おばあちゃんの森の家の空気は柔らかい。
でもそこにいる人々は柔らかさだけでは生きていけていない。
ファンタジーにならないように,あと一歩というギリギリのところでふっと眉間にシワの寄るような現実に無理矢理引き戻される。

そんなところが続いて,なんとも全編通してイライラっとさせられるのですなあ。
そういうのもアリだと思うけど,そのさじ加減がどうもなあ。
スクリーンから突き放されてる感じが消えない。

どこへ行くんだ。
どうしたいんだ。
誰に感情移入したらいいんだ。

孫娘視点みたいだけど,どうにも彼女に感情移入できなくて。
彼女がわからないワケじゃないんだけど,なぜかイライラするだけで。

じゃあおばあちゃんかっていうと,そのおばあちゃんもなんだか・・・。
なんなんだろ。

ラスト,ゲンジさんの姿に号泣。(お父さんとか郵便屋さんとか,周りはイイんだよなあ。)
でも,まいのアップに涙あっさり渇く・・・。
あのアップの使い方が苦手だ。
期待させたわりに何もないじゃないか。

私にはちょっと合わなかった作品でした。
おばあちゃんの暮らしとか,お話はよかったんだけどなあ。