『最高の人生の見つけ方』を観に行ってまいりました。

いろいろと人生を考えてしまった。
スクリーン上にはおじいちゃんという世代の2人がいるけど,余命とか年齢とかそれまでの人生とかあって今の自分とは違うけど,でもなんとなく自分のことも考えてしまう。
でも暗くなるのではなく,気持ちがイイ感じで考えられる。
それもこれもありだな,とか。

アメリカ的なものもわりとあったけど,でもそれがまた味とか説得力とか深みをうまく出していて。
涙を流しながらも,ほんのりと幸せを感じられるお話でした。

2人の俳優さんがイイのだなあ。
なんとも言えない魅力に負けました。
エドワードとカーターが近づいていく感じに引き込まれたり,ちょっとした騙しあいとか2人並んでる姿とかにニヤッとしたり,あのシーンもこのシーンもイイ!という勢いで楽しかった。
泣いたり笑ったりしてしまった。

あー・・・,エドワード&カーター2人も良かったけど,なんだか,エドワードの秘書のトミーがよりうらやましいなあと思いました。
ギリシャや香港のホテルでの,エドワードとのやりとりがすごく良かった。
お互い認め合ってて必要としてる2人で。
あんな人だけど,クビ!とかいろいろ言う人だけど,でもトミーは彼に付いていることがすごく幸せなんだろうなあ。

「出た方がいい」と電話を繋ぐシーンや,トミーがひとりで「缶」を運んでいる姿にグッときた。