a0fe2a41.jpg名古屋ボストン美術館へ「クロード・モネの世界展」を観に行ってまいりました。

モネの作品を多数見るという展覧会ではなくて。
モネが影響を受けた,モネに影響を受けた,同時代に生きた・・・といった,モネの作品に深い関わりのある画家たちの作品も同時に展示されていて。
モネだけでなく,モネと雰囲気の似たさまざまなカタチの風景画を堪能いたしました。
やはり風景画は好きだ。
空のある風景画が好きだ。
今ちょっと旅不足なのもあるので,美しい風景画に凄く惹かれます。

写真のような,だけどやわらかさのある絵だったりするともうたまりません。
自分がそこに立つ画を想像してしまう。
どこだかわからないが,風や匂いを感じてしまう・・・

楽しい展覧会でした。

モネ展ではありますが,カミーユ・コローという人が気に入りました。
「ボーウ゛ェ近郊の朝」というのが特に。
木とか川とか緑,空,家,人の何気ない画にとても惹かれる。
ずーっと観てても飽きない風景。
いいのだなあ・・・。
ほわーっとした気分になります。

ちなみに,睡蓮の絵はあまり好きではないです。個人的に。
花より木,池より空。

モネは手法にこだわるのではなく,書こうと思うと対象を表すにはどうしたらよいかを考えて描いた人なのだそう。
あー・・・と,心に残った。
絵のことはわからないので,よくわからないが,うーん,何でもそんなスタイルで頭を使って行けたらいいのかなあと。
柔軟に。
そしたら開けるものもある。