84cc07e1.jpgもう1本,昨日は演劇を観ております。
池袋のサンシャイン劇場へ,演劇集団キャラメルボックス2008スプリングツアー『きみがいた時間 ぼくのいく時間』を観に行ってまいりました。

前から,いつか上川さんが出たら観てみようと思っていたキャラメルボックス。
思っていたとおり,おもしろかったです。

クロノスシリーズという,タイムスリップもののお話。
事故で妻を亡くした男が,その事故を防ごうと過去へ行く。
欠陥のあるタイムマシーンで。

でもSF部分は少なめのドラマ。
事故の直前に戻れるワケではなく,彼の人生を全て捧げなければならないタイムスリップなのです。

スリルのドキドキ感より,人間の人を想う気持ちに訴えかけるお話。
ガマザリもすすり泣き度高かったですが,それ以上に皆さん泣いてらっしゃいました。
(もちろん私も。号泣でした。)
ぐーっと感情移入してしまって,泣けるのですなあ。

お話自体よりも,上川さんや役者さんたちの姿やセリフに泣かされます。

と,シリアスでかなり泣けるお話ではありますが,音楽やダンスを入れたり,笑いもたくさんあったり,楽しい舞台で。
多少都合のイイ展開になりますが,幸せな気持ちで劇場を出られる作品でした。

以下覚え書き。
・2階席はかなり階段を上りますが,踊り場に工夫がしてあって,楽しいのです。足跡とか神社とか。カーテンコールで,「高いところまで上がってくださって・・・」と言われた。

・前説あり。上川さんですな。「アントニオイノキさんが映画の主役をやるそうで」というよくわからない宣伝からスタート。お決まりの,ケータイをお切りくださいはかなり長めの時間を取り,確認させておりました。客席を見ながら喋ってらっしゃるようで間があったり,「油断は禁物です」とか。

・前半は,いろんな意味でガマザリから切り替えなければならず苦戦。後半へと続くたくさんの台詞に襲われて疲れました。たぶん記憶に留められなかった台詞があると思う。

・シンプルなセット(テーブルセット,ソファーセット・・・ホテル・屋敷・諸々カウンターセット・・・。)で,時間も場面もどんどん進むってのも目まぐるしかった。でもキライじゃないです。そういう話だし。(ダラダラしたり,飛ばしすぎじゃないから良いのだ。)

・時の流れは螺旋だという話。字の話をしていて,ガマザリでタニシは田にらせんの螺なんだというのが出てきたのを思い出してしまった。(両方とも,そんな難しい字書けん!という笑えるシーン。)

・上川さんの立ち姿がやはりキレイで,存在感がありました。でも動きは激しく,コミカルなシーンもたくさんあって。出た大河の話に「見てない」だか「見られない」だか忘れたけど,叫んでいたのは笑ったなあ。そして,おじいさん姿がこれまた良くて,余計に涙を誘いました。

・ダンスがあるとか,そこでそんな音楽にするのか!となかなか驚きの演出。だけどそれがイイのだ。キャラメルボックスのお芝居というモノを知った。

・後半はずっと泣いてたなあ。パソコンなんか!のシーンはすでに泣いてた。彼しか知らない大切なものが詰まっている。そして今の彼の人生・・・。でも一番大切なのは未来なワケで。このあたりから,もう切なくて涙が溢れておりました。すごい想いですな・・・。

・ただ,涙はその切なさだけでなく。真実を明かし,ずっとそばにいたあの人の姿にも,その2人にも涙が流れるのです。

・キャラメル初の休憩ありのお芝居だそうで。新聞売りさんが客席に登場致しまして,今回の作品に関する話題の載った1枚の新聞(¥100)をくれます。まだあんまり読んでないですが,ちょっとした裏設定や鞄の中身!みたいなことも載っていました。

・入口で貰ったチラシに,役者や作り手の話などパンフレットに書かれるようなちょっとしたことが載ったものも混ざってました。これまた読んでないけど・・・。

・カーテンコールは4回?2回目は,キャラメルの今年最初の舞台だってことや今後4〜5本やるという話,上川さんの別の舞台を観に行ってもイイけど,キャラメルも観て欲しいという話,4/1のチケットがまだわりと残ってる,エイプリルフールだけどやりますから〜なんて話でした。

・4回目は上川さんから。前説から繋がりイノキさんを出して,やる気になれば何歳になっても「なんでもできる!」だそうです。