『マゴリアムおじさんの不思議なおもちゃ屋』を観に行ってまいりました。

楽しそうなおもちゃ屋さん。
キラキラしてて,ガチャガチャしてて,あっちもこっちも足元もおもちゃで溢れている。
扉を開けると,本を開けると,そこもまた夢の世界。
1日遊べるおもちゃ屋さん。

それから,エジソンにナポレオンに,113年に243年に・・・のマゴリアムおじさん。
何歳とか魔法使いとか発明家とか,そういうコト抜きにしてもステキなおじさんで。
でも・・・。
靴について語るおじさんには,切なさを感じ,ちょっと泣きそうになりました。

おじさんだけでなく,エリックにヘンリーと,他の人たちも愛らしい。
窓越しのシーンやごっこ遊びなど,ふたりのやり取りには癒されました。
エリックくんが,ホントにイイのだなあ。

ナゾのマゴリアムおじさんに,魔法のかかったおもちゃがいっぱいの不思議なおもちゃ屋さん。
そんなおじさんの話・・・ではない。
そして,おもちゃ屋の話でもない。

おじさんはそこにいる。
おもちゃ屋もある。
で・・・という話。

うーん,物語の内容は薄かった。
わかりやすいお話だけど,もうちょっと深く描いても良かったんじゃないかと。
もうちょっといろんなエピソードや展開を持たせたり,誰かを深く描いたりした方が,記憶に残る作品になるのになあ。
中途半端に,ふわふわと話を進めていて,すごく簡単な絵本のようなお話でした。

ちょっとチャーリーっぽいですな。
世界観はイイけどっていう。