8ff52ac9.jpg今夜はとうとうドームだ!ということで,東京に来ています。
昨夜は新宿紀伊國屋ホールへ,演劇ユニットAGAPEstoreの『からっぽの湖』を観に行ってまいりました。

その昔未知の生物ノッシーが目撃されたという田舎の湖。
その湖畔に,雑誌記者,取材される地元の者たち,ハンター,未知の生物を追う男が居合わせる。
用が済んだなら解散すればいいのに,なんとなくそこに居続け,なんとなく話続ける7人。

笑った。
切なくなった。
明るい気持ちになった。
物悲しさや可笑しさを漂わせながらも,ちょっと気持ちがすっきり軽くなるような作品でした。

ネッシーもノッシーもクッシーもナッシーも。
いるとは思わないけど,でもいないとも言い切れない。
ただ頑固に,いる!いない!と言うのがいつでも正しいワケではないのだよ,人生は。

それぞれの積み重ねた人生に囚われている人たちのお話。
そしてたぶん,このお話に出てきた人たちが決して特別なのではなく.自分たちも同じなのだよな。
それでぼちぼちと生きていくのだよ。

ただ,現実的になり過ぎるのもつまらないなあと,いろいろと懐かしさも感じられる劇でした。

よし!という気合いが入るというよりは,うーんでもまあイイかあ!という気分になったな。
感想はまた後日,追記する・・・かな。

ファンシーと鳩と,白いダウン,おもしろかったです。


■2月29日。とりとめなく,追記
登場人物は,ファンシーさんとか鳩さんとかナッシーさんとか一風変わった人たちのようですが,実際は,わりとどこにでもいそうな人たちで。

それぞれがいろんなモノを抱えていて,ふと回想のようなカタチでいろんな人生が見える。
皆,はぁー・・・とため息をついてしまうような,重いモノを抱えている。
でも,ちょっとした話のきっかけで少しずつ,なんだかわかるなあ,という感じで重みも軽くなっていって。
重みとともに可笑しさもあり,ちょっと気持ちが明るくなるお話でした。

ネッシー話の映画を観たばかりというのもあるかもしれませんが,いるとは思わないけど,でもいないとも言い切れないなあと思っています。
このお話に出てくるひとたちはどうだろう。
たぶん・・・。

田中美里さんはもっとおっとりとしたしゃべりかたとか雰囲気の人だったように思うのですが,足をガッと開いて座ったり,空手が強かったり,わりと男らしい役柄。
それが無理なくはまっていて。
綺麗な人なのでね,余計に素敵でしたわ。
ああいう感じのしゃべり方とか,イイですなあ。
声も聞き取りやすいし。


おしゃべりありのカーテンコールでした。
松尾さんはなんだか落ち着きなく,口からぽろぽろを言葉がこぼれ落ちるような感じでしゃべっていて。
隣にいた片桐さんや坂田さんたちにつっこまれまくり。
「なんか良いことあったんですか!?」なんて。

アンケートのお話では,支持政党とか宗教を書いてくださいとか,本屋でおすすめの本があったら・・・なんて言ってみたり。
それから田中さん主演(松尾さんも出演?)の映画の告知をすれば,「泉さんとバトルを,撮影中に!・・・あっ映画の中で!」とか言ってみたり,「瀬戸はっ♪ん〜」と歌いだしたり。
「ん〜♪ってなんですか?」と聞かれて,「こういう楽器あるでしょ?」とワケのわからない展開も。

「いつもどこに向かってるのかわからない」感じのカーテンコールらしいのですが,今日は特にだったようで。
最後まで笑いが止まりませんでした。

ああ,松尾さんだけでなく,松尾さんからの指名で久保さんが役者陣をご紹介すれば,松尾さんを松本・・・!とバーンと大間違い・・・なんてこともあり。
楽しそうな雰囲気で,お芝居とは別に笑わせてもらい,なんだか気持ち良く劇場を出ることができました。
お芝居はちょっとどんよりモードの雰囲気でしたから・・・。