先日,『アース earth』を観に行ってまいりました。

あまりこういう類の映像は,テレビでも観ないのですが,なかなかおもしろいなあと思いました。
たまにはこういうのもイイなあと。

氷の世界の南極・北極,どこまでも続く砂漠の世界,そこに生きる動物たち。
いろんな地球の,生きている姿の総まとめ。
世界中にはこんなに人の姿のない大きく広い場所があるのですなあ。

これは映画なのか,そうでなはいのか。
これもひとつの立派な映画でしたな。
下手なドラマよりもずっと映画でした。
予告編で「主演・地球・・・」と言ってましたか。
観て,その意味がわかりました。

海,川,山,そして動物。
全てがただの背景や自然の映像ではなく,多くの映画に出てくる登場人物と同じように,クレジットに上がるようなキャラクターに見える。
ただの自然の映像集になってないのです。

撮り方がイイのですなあ。

例えば,アルプスを越える渡り鳥の様子。
渡り鳥よりも,その前に聳え立つ高い山々の姿に驚きました。
アルプスを知らないとかこういう画を見たことがないワケではないのに,パッと映った山々が,渡り鳥から見た超えなくてはならない大変な高い山として見え,その大きさに驚き。
それから,その山々がなんだか,どうだ!とこちらに主張しているように見えました。

それから,水に入る動物の姿。
これもまた見たことがないワケではないのに,違った風に見えました。

どこから,どんな角度から撮っているのだろう。
すぐそばに自分がいて,目の前を動物たちが横切っていくように見える。
動物というより,同じ人間がそこにはいるのではないかと思える。

人間が撮った映像ではあるけれど,ちゃんと動物も自然もキャラクターとして映されている。
まあ,人間の手が届かない自然と動物だけの世界が映されているってのもあるかもしれませんが。
でも,なんだかとにかくいつもと違うおもしろい見方ができるのです。

「主演・地球」は,地球全てが主演というコトなのですな。

これ,大きなスクリーンで観るから,またイイのです。
画の迫力が違います。
音も違います。
水の音や動物の声が劇場内いっぱいに大きく響くのは,凄いのです。

ただ,音楽とナレーションの声が穏やかで,ちと眠くなりました。
でも真上から映していく滝の姿に目が覚めました・・・かなり目に焼きついています。