毎日行っているなあ,映画館・・・家に居るのが寒いからだな。(あっ,明日明後日は夜勤ですので行かないですね。)
というワケで,本日は『カンナさん大成功です!』を観に行ってまいりました。

意外と良かった,おもしろかった,泣けた,楽しめた。
観終わった後,爽やかな気持ちで劇場を出られるような作品でした。

カンナさんというキャラクターが,良かったなあ。
そしてそれを演じた女優さんが,ものすごい美人ってワケじゃないけどかわいらしくて,そして歌声はもちろん声が良くて,魅力のある人で。
その笑顔が一番爽やかな気持ちをもたらしてくれたように思います。
デブでブスで影武者のカンナさん。
死にたいほど傷ついてしまった彼女が,全身整形(!)し,カンナという過去を消して新しい自分で生きようとする。
だけど彼女は,カンナさんはやっぱりカンナさんで。

そんなカンナさんが,イイ子だってのがポイント。
事実は,歌のうまいデブでブスな子が整形して,みんなを騙してスターになろうとするってとこだけど。
彼女は優しい子で,それがいろんな場面で見える。

外見も伴なって,さらにステキな子に。

人間やっぱり外見じゃないんだよ・・・みたいな話ではないと思う。
それから,整形がどうのこうのって話でもない。
もちろんそういうのもあるんだけど。

才能の無いアミが落ちていく姿や,友だちにカッコイイ彼氏がいたっていうのや,カンナがみんなに受け入れられたり中身を好きになったもらえたりしたのは,そういうのの方。

カンナさんは整形してキレイになったから,成功もできたし,言いたいことを言える機会にも恵まれた。
カンナさんにとって整形は,一瞬迷いはしたけど,結局イイことだった。

良かったね,ってそういう話。

友だちのために走るとか,自分をバカにしていた人の態度が変わるとか,友だちや家族をを失いそうになるとか,過去の自分を捨てようとするとか,ちとありがちなエピソードも,ギリギリまあいいかと思えました。
そういうのばかりでまとめなかったからかなあ。
ビデオ撮ってた彼をかばったのとか,商品だったのねと傷ついたシーンとか,アミにアドバイスしたり。
うまくいろんなシーンを入れているなあ,と。
カンナさんのさりげない魅力がを,うざくない程度に描いているように思いました。

だからカンナさんの結末が,世界は自分たちから遠いところだけど,設定は奇抜だけど,ひとりの女の子の物語として見て,ああカンナさん良かったねって思える。
そして,なんだか爽やかな気持ちになれる。
そんな映画です。

内容も感じることも全然違うけど『猟奇的な・・・』と同じ感じで,ああ楽しかったなと思える韓国の娯楽映画かな。

うーん。
別に整形してもイイんじゃない?と自分が思ってるからこういう作品も楽しめるのかなあと思います。
カンナさんが包帯を取るシーン。
整形したカンナさんの顔を見る前に泣けてしまいましたもん。
いや,その前に身体の線が変わっているのを見ただけでウルッと来てしまいましたもん。
良かったね,って。

あ,カンナさんが恋する男性(役名忘れた!)が,ちょっとカッコ良いのには驚きました。
そして嫌なヤツかと思いきや,ちょっと良いヤツだったし。
ずるい男なんだけど,滅多打ちにされないキャラで,これまたラストでさらにかわいらしいヤツになってるし。
この人のキャラもあって,爽やかさがアップしていたかな。(この人が爽やかってことじゃなくて。)


最後に。
「アベ〜マリ〜ア〜♪」っていう歌詞はどうだろう。
歌声は良いんだが・・・妙に耳に残る。
そして,日本公開版のエンディングは日本人が歌うってのも苦手だ。(誰がどんな曲を歌っても苦手だ。しかもエンドロールがハングルで読めないから余計に歌を,歌詞を聴いてしまってダメだ。)