Piperの『ひーはー』。
ひたすら笑えるドタバタコメディ。

西部劇,撃ったら死んじゃうピストルもあります。
だけど,西部の街ではなく,日本の,西部劇に出てきそうなお店が舞台。
それぞれの理由でここに集う人々。

9人の人間が登場します。
たまたまこの店に現れた,全然関係の無い人々。
それが,互いのひどい勘違いでややこしくなり,さらにはとんでもないピンチに巻き込まれていく。
順番に人が現れ,2階へ行ったり裏へ行ったり外へ出たり走り回る。
だから,舞台上の店内は,組み合わせを変えて2人3人のやりとりが続く。
どの組み合わせになっても,それぞれが全然違うコトについて話していても,なぜか成立してしまう会話。
集まっているのは全部自分に関係のある人だとそれぞれが思い,話は複雑に絡まっていって。
店に現れるタイミングの悪さと,それぞれの思い込みと勘違いから広がるドタバタなお話。

お互いうっすら疑問に思ったりもするけど,自分の置かれている状況に夢中過ぎてスルー。
ただただ走り回る。
なんて間の悪い,いやイイなあ。
もう笑うしかありません。

それぞれがまた濃いひとたちで。
しゃべり方,動き,表情・・・。
テンションは同じだけど,すごく個性的。
しかもひとりも置いていかれることなく走ってて。

Piperの皆さんに関してはちょっとだけ自分の場を延ばしすぎなんじゃないかというシーンもあるけれど,まあそれは彼らを観たいひとにとってはイイんでしょうな。

Piperの5人だけでなく,ゲストたちも皆イイ役者さん。
水野さんもかなり飛ばしてますなあ。

それにしても,うまく繋がってるなーと感心。
これだけの人数を,メモ書きだったりギター1本だったり姿ひとつで振り回してて。
ひとつの文章が読む人によって違う意味になったり,ねぇ。
計算された劇ですなあ。
途中お客さんの拍手も入るほどでした。

楽しかったです。

もじゃきくんの歌も衝撃でしたが,やっぱり山内さんはおもしろいのなー。
出てくるたびに,ひたすら笑いました。