シリーズ3作目,『オーシャンズ13』を観に行ってまいりました。

いやー,やっぱりこの作品はおもしろいです。
誰が出てこようと,どういう話だろうと,特に気にせず,最初から安心して観ていられる。
今回もおもしろいことしてくれるはずって。

観終わって,スカッと気持ちがイイ作品。
あーいろんな意味でスッキリした!って。
またやつらはやっちゃったよ!って。
それから,観ている方もまたハメられた,やられたよ!って笑える。
今回は特にそう思いました。
(それにしてもどんだけお金が舞ったんだ?)

あーおもしろかった。
イヤな金持ちの敵を相手に,時間かけてお金かけて仕掛けまくってハメて,稼いだ上に相手をグシャッと。
それは毎回同じ。
でも,「同じギャグはいやだ」みたいなセリフもあったけどいつも違う手口で。
それが,おおーっと感心するものから,とりあえず聞いたらクスッと笑っちゃうようなもの,規模がでっかすぎるもの・・・と手口はいろいろ。
観ていて,ホントに楽しい。
11人のプロが,あっちこっちで動いてる。
ひとりじゃできない,派手な犯罪。

そして,これは「なるべく」敵以外は傷つけない犯罪。
やっつけたいのはただひとり。
仲間想いで,やさしい人たち。
今回は,巻き込まれたひとたちはみんなラッキーだった。
観ていて思わずニコッと笑えるような幸せで。
(まあこれはこの作品が「お金」を一番に魅せているっていうのもあるだろうけど。それにかわいそうな目にあったひとももちろんいたけど。)
「オプラ」の登場も良かったです。

このチーム,また見てみたいって心から思えるチームです。

それから,ちょっと時々失敗とか,その筋ではプロだけど・・・みたいなところも気を抜けてイイ。
工場の揉め事なんて,びっくりしたよ。(これも最後はニコッと。)
かっこよく仕掛けながら直後に本気でダッシュしてる姿も,失敗とかとは違うけど,クスッと笑えました。

人間らしい会話もちゃんと出てくるのもいいところ。
テンポいい会話がイイのですな。
オーシャンとラスティ,オーシャン&ラスティとライナス,3人と誰か,ライナスと10人・・・。
オーシャンたち3人がをイエン説得するために,チラッとずるい会話をするけど,これもこの作品ならでは。
こういうのをサラッとうまくできるから,彼らはプロなんだ。

やっている彼らも楽しそうだから,観ているこちらも楽しい。
豪華メンバー過ぎて,スクリーンの中にたくさんの大物が楽しそうにうごめいているのもおもしろい。
この世界にいて違和感無いひとたちが集まってるんだろうなー。

そうそう,女の人たちは消えていくけど,男たちは消えずに,そして増えていくようだ・・・。
最後に登場のあのひととか。
こういうこととか,あっちこっちで遊んでいるのも,イイのなー。


※今日は、本日10日オープンの映画館で観て参りました。

さすがこの時期,昼間は完売の回があったようで・・・。
23時過ぎ開始のナイトショーでしたが,上映初日のせいもあったか,わりと人がいました。

映画館は・・・いつもと同じシネコンなので,意外と落ち着いて鑑賞できました。
ムダに広いロビーは違和感あったけど。