予告を観ていて特に観たいとも思わなかった作品『トランスフォーマー』。
ですが,なんとなく,観に行ってまいりました。

ロボットが(人間もだけど)戦う話。

こういうロボット話とか,アクション映画は好きではないのですが,いやいやこれが,予想以上にとーってもおもしろかったです。
これすげぇ!って思わずタオル握り締めてスクリーンに釘付けになっちゃったし,しかもうっかり号泣してしまいました。

派手でスピード感あって,しかもスクリーンから飛び出そうな勢いのアクション。
身近なものが変形して動き出すっていうありえない状況。
こんな映画なのに,今の自分に余裕があるときだからおもしろいと思えたのか?
うーん。
たぶん私は,あるところで泣けたってところで,ツボにはまったのではないかと思います。(あるところ=サムのボディーガード"バンブルビー"が捕らえられちゃうところ。「抵抗してないのに・・・」って,ホントに・・・。捕らえた人間たちの方からしてみれば当然のコトだけど,もうすでに"彼"はサムたち仲間のひとりで,で,ボディーガードってあたりで"健気な子"というかわいさがあって・・・。だからすごくかわいそうだったのです。)
ただ戦うだけのモノだったら魅力は感じないし,感情移入もできないし,見続けても入られないと思うのです。
例えば,『うちゅうせんそう』みたいなやつとか。

でもこの作品はなにかが違いました。
視点が「怯える人間」だけにならず,それから話の軸が「敵に向かって自分たちの強さを見せ付けるだけの人間の話」だけじゃなかったのです。
むしろ主人公は人間じゃないように思えたし。
ブラックホークとかがあっけなく落ちちゃったりするところとか,人間の力があっけないものっていう描き方が良かった。
(ただその前に・・・生存者たちが要請した砂漠でのミサイル攻撃にはちょっと引きました。人間同士が戦うために,あんなもの搭載したり使ったりしようとしてるんだなーと。鳥肌立つくらいコワイことだと思った。)

最初は,特にサムの話は意味がわからなかったので,このしょーもない男の子はなに!?とイラッとしましたが,この意味がわかった以降のお話の展開は良かったです。
おんなのこがー・・・とか,えらいひとがー・・・とかダラダラしたところがなく。
もう非常事態なんだから何でも来いと,人間ひとりひとりがいろんな意味で強いのが良かった。
しかももうロボット視点に変わりつつあって,人間のシーンがサラッとしてたし。

うまく書けないのですが・・・。
まあただのロボットアクション映画ではあります。
でも,それがおもしろかった。
異常に俊敏で強く,でも優しく。
かっこいいロボット。

こういうの,そんなに興味ないはずなんだけどなー。
こういうのにはまる人の気持ちがわかった気がします。
ロボットだけど,同じ人間のように見えてくるのだなあ・・・。

ま,レッカー車でバンブルビーと走り回ったミカエルが一番カッコよかったかも。

トランスフォーマーって,ちゃんといろいろ背景とかあるようですが,あんまりそういうのは関係なく,わかりやすく描いた作品でもありました。
キューブの話はいまいちはっきりしなかったし,そんなにたくさんロボットの名前は覚えられねーとも思いましたが。