月曜,『300(スリーハンドレッド)』を観に行ってまいりました。

前半は正直,テレビとか小さな画面で観たら絶対寝るか,見るのやめちゃうだろうなーという種類の映画かも・・・なんて思ってしまいました。
人も街も空も全て出来る限りの色を抑えて古い時代を描く映像。
「スパルタの男たちは・・・」なんて昔話風に淡々と語られるオープニング。
とりあえず,戦うお話らしい・・・という印象。

でも。
結局,眠くなるコトは全くなく。
最後までしっかり鑑賞してまいりました。

カッコよかったんです,スパルタの戦士たちが。
鍛えられた戦士たちはホントに強くてカッコよく。
観ているコトに飽きなかった。

こういう類の作品は,とくに戦うだけの作品は,すごく好きなモノと記憶にも残せないモノがあります。
『グラディエーター』や『ロック・ユー』はすごく好き。
で,この『300』は・・・好きでもキライでもないかも。
たぶん,騙された。
映像と,ジェラルド・バトラー率いる300人の訓練された戦いに騙された。
話の内容なんかまで入れちゃうと,ちょっと物足りない。
結局スパルタという人たちのことは詳しくは描かれていなく。
あとから,どういう人たちか・・・と知りました。
それ知っちゃうと複雑な気分で・・・。(結構ひどい。キツイ背景。だから余計に敵軍はあんな感じなのか。)

でもこの作品の中では,排除した方がイイコトか・・・。
この300人の戦士たちのコトを覚えていてくれっていうお話だから。
スパルタのたった300人の男たちが,数十万の大軍に立ち向かい活躍したとある戦争を描いた作品。
少ない人数だけどその鍛えられ訓練されたホンモノの戦士たちの姿を,記憶に残して欲しいってお話。

鍛えられた肉体,マントとぱんつ?な戦闘服,集中,構え,突き・・・。
相手の軍隊と対照的に,身体一つで向かう。
そして,強い。

強いんだ,ホントに。
地形とその戦闘方法で,人数なんて関係ないんだとハッキリわかる。
大軍が迎えるにあたり,ひとりも乱れることなくザッと盾を構える姿に,息を呑みました。
その迫力に,あっ負けるっ・・・この人たちに向かってっても跳ね返される・・・ってドキッとしました。

こういう時代の戦争のお話はよくあるけど,国家とか時代とか街とか家族とか,まあいろいろよく知らないお話がごっちゃに描かれて。
その出来事を全く知らなかったらつまんないだろうなーというモノが多いけど,でも。
この映画は,何にも知らなくてもたぶん大丈夫。
そういう歴史のお話が好きだとか,この世界が好きだとか,たぶんあんまり関係ない。
伝説の戦いを描いてはいるけど,史実に忠実なところもあるんだろうけど,その辺はあまり考えず,フィクションだと思った方が観やすいかも。
そんな気がします。

時代とか歴史とかいろんなコト関係なく,ただ強い男たちが強く印象に残ります。
(変な敵軍も,ある意味記憶に残るけど・・・それからビャッて飛び散る普通以上に生々しい血の飛び散り方とか・・・視覚に強く訴える作品で,目を覆いたくなるところもないワケではない・・・。)