実は3本ハシゴしてきました。
2本目は,『ザ・シューター 極大射程』。

スナイパーのその狙撃の腕に素直にすごいなあって感心。
それから軍人さんの受ける訓練ってのにも感心。
あんなのにハメられてって思う隙がないようなハメられぐあいも思わず感心。
こういうのにはツキモノの,撃たれたけど逃げる!とかカーチェイスとか打ち合いとか爆発とか,派手なシーンはしっかりできてて迫力バッチリ。
主人公が訓練され過ぎちゃって迷いなく行動するところも気持ちいい。

だけど,そこまでかな・・・。
政府の絡んだ陰謀のお話って,だいたいすっきりしない終わり方。
黒幕の黒幕の黒幕・・・と後ろにあるものがいつも大きすぎてなぞが多すぎて。
で,誰かが裁かれても結局どこかで笑ってるやつはいて。
とりあえず今回のところこの件は片付いたけど,まだあちこちで陰謀はあるんだよという感じで。
ラストはそうなるってわかるけど,そこまでをどう持っていって,そこをどう描くか,どう新しいものにするかがカギ。

で,この『ザ・シューター』は。
うーん,「あぁもうっ・・・」ってところを吹っ飛ばしてくれたのはイイけど,そこまでがちょっとうだうだしてたかなあ・・・。
話の展開は早いけど,よくわからないうちに展開していって,ワケがわからないところがあって。
そういう意味でうだうだ。
だからやっぱりすっきりしない終わり方。

頭の回転が良すぎて・・・というのもあるのかもしれないけど,陰謀の暴き方がわりとあっさり。
で,その辺の対応にもわりとあっさり。
復讐しようと思ったのなら,その復讐心がそれなりに見えてそれが態度にも表れたりするとおもしろいように思うんだけど,わりとあっさりしているように見えました。
それも訓練されてるから?
それとも大事なのは彼がスナイパーで,それから強いってところを見せなきゃなんないから?

迷いなく行動してて気持ちいいけど,ジタバタしなさ過ぎて話がどんどん進んじゃって。
アッと言う間に敵と対面してるし,武器置いて両手挙げてるし,戦い方変えてるし,ボーンってやって終わっちゃってるし・・・。
その行動に移るまでの間をもうちょっと見たいような。
そんな気もします。

つまんなくもないけど,記憶に残るようなおもしろいものでもないように思いました。

狙撃の腕はすごいんだ。
戦いっぷりはすごいんだ。
それだけなんだ。

アクション映画は,予告編が一番おもしろい。