ba8e430e.jpg上野にある東京国立博物館へ行ってまいりました。

平成館で,ニュージーランドの先住民マーオリ族の美術を展示中で。
「こころに楽園をお求めのあなたへ、」っていうコピーに惹かれて行ってしまいました。

このポスター,青い海と空にマーオリの人の形の装飾物なんかが並んでて,「マー,オリを見て来てよ」とか「カヌーじゃなくて,飛行機で来ました」とか,なんか軽い感じ。
ちょっとダマサレタ。
実際は,写真やビデオなんかも使ってマーオリについて説明されていまして。
きちんとしてました。(当たり前)

うーん,日本の弥生時代とかそんなイメージに似てます。
石で作られた身に付ける装飾品,編み物,釣り用の針,一撃でやれる武器,高床式・・・。
どこかで見たコトあるような・・・。
そのあと常設展で日本の歴史を見ていると,やっぱりそんなな大きな違いはない気がしました。
人間の思考か,繋がりかわからないけど,そういうモノなのかなー。
で,ここに楽園はあったか・・・私にはわかりませんでした。

ところで,初めて行った東京国立博物館。
古くて広くて。
ゆっくり見てたら半日かかりそうだけど,体力と気持ちが持たない。
でもおもしろいです。
お雛様は,立ち雛とかミニチュアがかわいい。
刀は・・・なんだかジーッと見てると,痛い感じがしてきて泣きそうになりました。
こんなもの振り回したり,向けられたり,身体に当たったりしてた時代,人たちがあったんだなあ。
武器ってのはテレビや写真で見る程度が良いかと・・・。