話し方や声,表情が大好きなキルスティン・ダンストが主演というコトで,『マリー・アントワネット』を観に行ってまいりました。

うーん・・・。
イマイチ。

映像としては,ホンモノを使ったりと豪華で,時折流れるロックに乗せられてうっかりワクワクしちゃって,おもしろかった。
それからキルスティン・ダンストはとってもかわいくて,"愛らしい"女性で。
マリー・アントワネットというひとりの女性の目線で描かれていて,いろんな彼女のツライ気持ちとかなんでこんな風に生活していたのかっていうコトをすごく教えてもらえた。
観ていて泣きそうになったり,ギューッと胸が締め付けられるような想いも感じました。
マリー・アントワネットというヒトに興味が湧きました。

でも。
なんだかそういう楽しかったり切なかったりする気持ちをばんばんぶった切られて,次から次へと映像を押し付けられた感じがします。
説明や余韻が足りない。
急にシーンが変わったり,時間の流れや状況の変化が具体的にわからなかったり,なんだか意味不明なシーンが入っていたり,結局どうなったのかよくわからない問題が多々あったり,無駄に引っぱるエピソードがあったり・・・。
陛下の娼婦の話はどれくらい重要なの?
朝の儀式はあんなに窮屈なのに,他はわりと自由?
いつから夫とうまくいくようになっちゃったの?伯爵との話はどうなった?
錠前作りが趣味だそうですが,狩りばっかり?ピンチのときも狩り?

彼女の半生を描いているので,10数年の話なので,そりゃ伝えられている彼女のエピソードを入れるには時間も足りないだろうよ。
だけど,オムニバス作品のように,ただただいろんな話を繋ぎあわせても,ワケがわからないものになってしまうだけ。
もうちょっとひとつひとつを丁寧に繋いで欲しかったです。

わかりやすいようで,わかりにくい。
うーん。
ある程度,マリー・アントワネットというヒトについての知識を持っていた上で見るべき作品だったのかも・・・。

キルスティン・ダンストはやっぱり好きです。
真っ白い肌とか,フワフワした感じがイイ。
淡い色のドレス姿やパジャマ姿,犬を抱っこしてる姿,ベッドやソファに転がってる姿。
それからクルクル踊ってたり,ドレスで走ってたり,テーブルの上に登っちゃったり,お菓子にぱくついてたり,ワンワン泣いてたり,ギューッと奥歯をかみ締めてたりする姿。
どれも,あーおんなのこだなーと思う。
ちょっと身のこなしが"優雅"とは言えなく,時代は現代でただの仮装パーティー?と思ってしまう瞬間もあったけど,まあイイのです。
カワイイんです,"愛らしい"んです。