キャッツのあとに,『DEATH NOTE -the Last name-』も観てまいりました。

原作は,ニアとメロが出てきて夜神親子が誘拐されたあたりまでしか読んでいなくて,結末はまだ知りません。
だからかなー,なんだか面白かった。
Last Nameというコトでその名前を,というかライトがどうなるか見届けたかったからかもしれない。
結局,Lとライトの結末も含めて,原作とはちょっと違う展開が出てきたりと前編よりもさらに話は違ったけど,でもわかりやすくておもしろかった。

第2のキラの話とLたちが辿り着くまでの過程の話など後編の中心になる話は,原作のままだとだいぶ長くなっちゃうんだけど,そこをいろいろ話を絡めてわかりやすく説明していたように思います。
ノートを埋めるあたりのライトの仕組んだトリックは,コミックだと未だによくわからないのですが,映画を観てとりあえずそこは映画用の話で納得しておくことができそうです。
ミサに絡んだ話や「ノートに触れる」も,ポイントは原作と同じで,状況を変えつつ辻褄の合うような流れになってて,あっこれは!と気づきながらでも首はかしげずに観ることができました。

脳のシワが足りない私にはこの方が楽しめる。前編は物足りなさを感じていたけど,こちら後編はなかなかイイものでした。
そして,相変わらず松山くんのLは良かったなあ。
前編に引き続くあのお菓子食べてる姿(全部自分で決めたそうで)とか,イスの座り方とか,いろんなモノの持ち方とか,話し方とか,とにかくLらしいところが全て違和感無くはまってる。
そして原作のLよりも,ちょっと人間臭くて愛せるキャラです。
うまいなあ。

そして,原作とは違うけどLのラストの決断はドキッとしました。
え!って・・・。
あー,わからない・・・。

この不思議な話,原作は誰にも共感できないし好きになれないんだけど(まあそういうモンなんだろうけど。あえて言うならリュークが好きなんだけど。),この映画でなかなかLにははまりました。
このヒト,1回会ってみたいって。

それから,ミサも良かったです。
監禁されてるときの姿なんか特に,いわゆる迫真の演技ってやつで。
バカっぽい女の子だと思っていたけど,キラを崇拝する気持ちっていうのが伝わってくる女の子として息を吹き込んでもらっていたように思います。

いやー,絶賛ですな。

ただ・・・。
藤原くんの演技は昔からちょっと苦手でして。
ライトのキャラは彼でぴったりだし,冷酷な感じもイイと思うんだけど,ただやっぱり苦手。
観てられないとかそういうレベルではないんだけど,なんだかちょっと時々セリフの吐き方が自分の世界には無い種類のモノに感じるのです。
自然じゃない,というか。
うーん・・・。
悪くは無いんですけど。

まあ,そんなコトは気にせず。
とにかく,前編よりもイイ出来でした。

でも,ちょっと疑問。
実際心臓麻痺っていうのはどういう苦しみなのかなあ・・・。
急にパタリと倒れてしまうヒトもいれば,苦しみもがいてパタリというヒト,うーうー言いながら倒れてついでになんかしゃべる余裕もあるヒト,いろいろいました。
あのワナにかかってしまったヒトは死ぬまで引っ張りすぎじゃないだろうか・・・。
最後のヒトのように,パタリと逝って欲しかったかも。

あー・・・もうちょっと疑問。
ラストはああいう感じでよかったのかなあ。
あれでライトもLも,ついでにミサも救われたのかなあ。
結局大人の手に飲み込まれちゃった感じ。
いや,もっともっと大きなモノに消化されちゃった感じ。
普通の人間ドラマにされちゃったような・・・もうちょっと異世界的な話だと思ってたんだけどなあ・・・。
そのままじゃダメなのか。
原作を最後まで読んでみようかと思いました。