もう1か月くらい前のコトですが,書き途中だった感想を・・・。
8/4,名古屋へ行った帰りに『パイレーツ・オブ・カリビアン -デッドマンズ・チェスト-』を観に行ってまいりました。

『パイレーツ・オブ・カリビアン』,実は前作はあんまり・・・でして。
でもこんなに話題になるなら,劇場で観たらまた違うんではないかと思い,観に行ってきたワケです。

うーん,結局やっぱり私はこの作品はハマれないかも。
ディズニーで,海賊の話で,シリアスなところやコミカルなところの両方が上手く混ざっていて,ワクワクしたり笑えたりで,おもしろい。
でも,ちょっとしたところが自分のツボとはズレている気がするのです。
思うに,まずどうしてもムリなのは。
ちょっとドロドロぐちゃぐちゃした感じの気持ち悪い種類のモノが登場するコト。
この際もうタコさんまでは許せるけど,フジツボとか,死にかけの皆さんはちょっと・・・。
見ていて,う”ーって思うのがずーっと出てるのがちょっとイヤ。
出てくるのはイイんだけど,それがもう画面の,作品の半分くらいを占めちゃってるってのがイヤ。

それから正直,ジョニー・デップは好きな俳優には入っていません。
あんまりこの人の魅力はよくわからない。
わからないコトもないんですけど,でもそんなにツボにはまるところがなくて・・・。
そこへきて,ジャック・スパロウのどこまでもコミカルなところにちょっと引くのだ・・・。

ストーリーとしては,ワクワクして話の展開がとっても気になるので,あくびが出ることもなく見れます。
それに,コミカルな演出は普通にとっても笑えます。
謎の民族とピンチの海賊たち,スパロウの脱出劇(棒ごと脱出して,レディーたちと戦って)とか,ウィルたちの頑張った脱出(転がってみたり走ってみたり・・・)とか,ゴロンゴロン転がってる同じようなシーンが2回も出てくるところはぜーんぶ爆笑してしまいました。

音楽もイイ。
船上とか戦いの迫力もすごくあって,ドキドキする。
海賊たちもホントに海賊っぽくて,登場人物すべてがその役にはまっていてイイ。

そう,イイんです。
おもしろいんです。

でも,でもなー。
やっぱり何かが違う気がしました・・・。