554634a2.jpgNHK金曜時代劇『御宿かわせみ 第三章』。
20日の第2話には生田くんが松本伊太郎役で出演というコトで,録画し本日観賞いたしました。

実の父と育ての父・・・真の父とは何なのだろうというお話。
なかなか良いお話だったのではないでしょうか。
伊太郎さんの2人の父,吉田さまも庄右衛門さんも,ホント良いヒトだー。
ドラマ自体初めて見たので,シリーズの元になる内容など細かいことは全然わかりませんでしたが,でも今回のお話は生田くん演じる伊太郎さんのお話で1話完結。
しかも,登場人物にはすべて名前と簡単な紹介のようなテロップがつくので,見ていて特に困ることがなく良かったです。

さて,生田くん。
うーん,髷に袴姿は何だか妙な感じです。
見慣れていない姿だからでしょうか。
シンプル過ぎる姿だからでしょうか。
とりあえずは,あの髷姿ですね。
髷を結って頭がスッキリしているからか,どうもデコから顔にかけてに必要以上に目が行ってしまいまして。
顔のパーツが浮き出てるというか,何というか・・・。
そのせいと,さらに生田くんは肌がまだ若いというコトもあって,どうも幼く見えます。
印象が全然違います。
まあそれが,イイとか悪いとかそういうコトは無いのですが,うーん,髪形って大事ですわね。
そんな感想。
(ちなみに横顔だと,髷も含めて見ることができてなかなか良いです。似合ってます。)

で,伊太郎さんは道場で剣を習っているまだまだ若いお方なのですが。
生田くんの,ちょっぴり緊張しているようにも見える姿が,肩に力が入った若者という感じで初々しくて良かったです。
たとえば,助太刀に入ったときの刀を握り締めて構えているところとか,お辞儀などの振る舞いや話し方,素振りのぎこちなさ,時々目が泳ぐところなんかが。

でもやっぱり何よりもなのは,常に指先までピシッと伸ばした5本の指をピッタリとくっつけている手。
身体の横に付けて立っているとき,お辞儀をするときなんかのときのこの手を見ていると,力の入りぐあいにハラハラすらしてしまいました。
もうちょっと力が抜けてもイイんじゃないかと思いますが,まぁ,これはこれでイイのでしょう。
伊太郎さんは「真っ直ぐでしなるところを知らねぇ」16歳らしいですから・・・。

伊太郎さんを見ていたら,1年くらい前に言っていた「弟にしたい,いいコ」が戻ってきたように思いました。
でも,相模屋の前で喜八を助けたときの刀を構えている姿と表情が,ちょっぴり「あずみ」のうきはな瞬間で。
やっぱり,カッコイイわーと。